陽菜美園では無肥料栽培をしています。
無農薬ではなく無肥料です。
肥料をまったくあげていません。
無農薬は目指していますが、今のところ未達成です。
なぜ無肥料栽培かというと美味しいからです。
なぜ美味しくなるかというと。
「植物ホルモン」と「細胞分裂」が関係しています。
自然の中の木は当然無肥料で植物ホルモンのバランスが整っていて、十分に細胞分裂をしてから大きくなっていきます。
そうすることで、細胞壁が厚くずっしりと重く、腐敗しにくく、味も濃くなり、美味しい果物になります。
一方、肥料をあげると、植物ホルモンの大きくなるホルモンのジベレリンだけが突出して増えて、逆に美味しいホルモンのアブジシン酸が減ってしまいます。その事で糖度が下がってしまいます。
こういうと、無肥料栽培はメリットしかない様に感じますが当然簡単ではありません。
自然の中の果物は、スーパーに並んでいるほど大きくありません。
なので、自然界の木より高いレベルで植物ホルモンを整えないといけません。
陽菜美縁の実践するDOHO STYLEでは、植物を上に向けることで植物ホルモンを整えています。
剪定も下向き枝を切って上向きの枝を残します。
そうする事で、大きくなるホルモンのジベレリンも増えますし、美味しいホルモンのアブジシン酸も増えます。
陽菜美園の栽培する平核無柿は普通の栽培だと平均糖度14〜16度ですが、陽菜美園が栽培すると16度を超える柿が連発しています。
ブログで農園の事、能登の事、私自身の事を日々書いています。
よかったら覗いてみてください。
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