雨続きの2021年の夏。
ただでさえ湿度の高い北陸では湿気を好む病気が発生しやすいので防除します。
目的は、落葉病、炭疽病を抑える事。
落葉病とは、文字通り葉っぱが落ちてしまう病気です。落葉が多いと柿は成熟前に樹上で柔らかくなって実まで落としてしまいます。
炭疽病とは、カビが原因の病気で、主に葉に発生しますが、柿やトマトなどでは実にも発生します。 果実の場合は黒くなったところが腐り、茎や枝の場合は黒くなった部分から上部が枯れてしまいます。
この2つの病気は柿にとっては重大な病気なのでかからないように注意をしていきます。
畑の通気性や排水をよくして畑の湿度を少しでも下げる作業をしていますが不十分なので農薬散布をしています。
スピードスプレーヤーで噴霧していきます。
1回の作業で500Lタンクを5回、2500Lの水を使います。
3時間ぐらいかかります。
今年は、雨が多いおかげで成育がいいです。
雨が多いと病気が心配だけど、実の成育がいいので悪いことばかりではありません。
ブログで農園の事、能登の事、私自身の事を日々書いています。
よかったら覗いてみてください。
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