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柿の栄養

更新日:2023年9月9日

柿の学名は「ディオスピロス・カキ」というもので、これはギリシャ語で神の果物という意味なのです。

実際に、神の果物といわれるだけあって、柿にはさまざまな効果・効能が期待でき「柿が赤くなれば、医者が青くなる」といわれています。



主な栄養、ビタミン(100gあたり)

・カロリー 60kcal

・ビタミンA 420μg

・ビタミンC 70mg

・葉酸(ビタミンB群) 18μg

・カリウム 170mg

・食物繊維 1.6g

※この数値は、生の甘柿の栄養の含有量です。


柿には大量のビタミンとカリウムと食物繊維もたっぷり含まれています。



ビタミンAは、皮膚や粘膜を正常に保ち、外部からの細菌やウィルスの侵入を防ぎ、病気への抵抗力を高めたり、ガン予防の効能があります。


ビタミンCは、コラーゲンの生成を助けて皮膚を丈夫にして、免疫力を高めて風邪をひきにくくし、ストレスに強い体を作り、抗酸化作用を発揮するなど、多彩な働きをします。

柿100g(中型の柿1/2個)あたり、70mgも含まれています。ビタミンCの1日の推奨量が100mgなので、普通の柿を1個食べるだけで、1日分のビタミンCが補給できるのです。


カリウムは高血圧予防に、食物繊維は糖尿病、高脂血症、便秘や大腸がんなどを予防するので、柿ひとつで多くの生活習慣病を抑制することができます。


その他、柿の渋みの原因であるタンニンは、アルコールを肝臓で分解するときにできる「アセトアルデヒト」という有害物質を、無害にする働きがあります。

アセトアルデヒド無害にすることで、二日酔いや悪酔いの防止になります。


※注意点※

健康にいいからと食べ過ぎると、タンニンやカリウムの要因で便秘や体が冷えたりすることがあります。1日2~3個程度にしましょう。




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